人は色によって感情や行動を左右される事があります。
のぼり(旗)の作成において色の選定は重要な要素の1つです。
信号で赤・青・黄の三色が使われているのも人間の視覚イメージによる心理を活用しています。
通行人が遠くからのぼりを発見したときに、「赤い旗がないびいている」といったように、まずはじめに認識されるのが「色」になります。
それから近づいていくにつれて文字を認識し、情報をキャッチして入店するかしないかを決めます。
例えば、お腹が空いている際には遠くにでも赤いのぼりを発見すると、お客様は内容を見に行きます。
このように色によって「何かがある」をアピールすることがとても大切です。
■目立つ色は何色
一般的に飲食・娯楽系の店舗は赤や黄色などの目立ちやすいのぼりにしているところが多いです。
街並みや近くにある周りの店と違った色を用いることで、オリジナル性がでたり目立つのぼりになります。
■色が大切な理由とは
例えば、辛さを売りにしているような韓国料理屋で使われているのぼりが青や緑だとなんとなく違った印象に感じる場合があるのではないでしょうか。
お客様は無意識でも違和感を感じると、入店を渋ることもあるように、イメージや違和感にとても敏感なのです。
薬局や病院などでは健康のイメージのある緑、アイスクリームや散髪屋など清涼感を感じる店舗では青を活用するなど、商品やサービスのイメージにあった色を使うことで、お客様に違和感を感じられることのないのぼりにすることができます。